“うなぎ(鰻)”といえば、東京は麻布の「野田岩」が有名です。
横浜にも野田岩があるのですが、東京麻布の支店のお店なのか味やメニューはどうなのか。
またテイクアウトできるか、など色々気になる点がありますよね?
お店に行く前に、評判や口コミなどもチェックしておきたいです。
そこで今回は、横浜野田岩の店舗で鰻料理をいただきながら調査します。
これを読めばきっとあなたも訪れてみたくなると思います。
それではご紹介します!
横浜「野田岩」とは?場所は?
「野田岩」は麻布飯倉に本店がある鰻の有名なお店ですが、横浜は支店ではなく暖簾分けしたお店で親戚の方が経営されているそうです。
伝統と技術は受け継がれているんですね。
都内に行かずとも横浜でも食べられることはとても嬉しいです。
東京 | 麻布飯倉本店 | 東京都港区東麻布1-5-4 |
支店(都内) | 3店 銀座/下北沢/日本橋高島屋 |
野田岩HPから
横浜「野田岩」は本店と、横浜高島屋店の2つのお店があります。
本店は横浜駅から徒歩8分のところ。
横浜高島屋店は、レストラン街の9階ではなく、5階にあります。
イメージ的には9階のレストラン街にありそうですが、間違えないよう気をつけくださいね。
横浜 | 本店 | 神奈川県横浜市西区北幸2丁目13−9 |
横浜高島屋店 | 横浜市西区南幸1丁目6番31号 |
横浜野田岩 本店
横浜野田岩 横浜高島屋店
横浜野田岩HPから
横浜「野田岩」横浜高島屋店の店内は?
今回は、駅から近い横浜高島屋の5階にある横浜高島屋店に行ってきました。
一歩入るとデパートの中とは思えないほどの料理にあった「和」の渋い雰囲気で、鰻に合った古民家風の落ち着きのある店内です。
店内の明るさも明るすぎず、ちょうどいいと思いました。
入口から想像するに店内は広くはないのではと思っていましたが、なんと席は56席もあり案外広い。
入ってすぐ右側に低い囲いのようなものに囲まれ、テーブル席がいくつかありその奥は料理を出す前の準備やお茶を用意する場所があり(下記写真右側)、そこを囲んでコの字のようになっています。
個室はないのですが、お茶を用意する場所の奥のテーブルにいくと隣のテーブルがないので半個室のような感じで、とても落ち着けます。
衝立をはさんでもう一つテーブルがあるので、そこも落ち着ける空間になっていると思います。
どこの席でも程よく離れているので、圧迫感がなくゆったり過ごせます。
メニューや値段は?
メニューはお重と丼だけですが下記となります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・6,600円 お丼 中入れ丼(お吸い物・香の物)・・・・4,950円 志ら焼丼(お吸い物・香の物)・・・・4,950円 親子丼(お吸い物・香の物)・・・・・1,980円
料理は?
「竹」は鰻1枚、「松」と「楓」は2枚。
「楓」は2枚ですが「松」よりも身が厚いとの説明を受け「楓」にしました。
鰻は、待たされるとわかっていても出来立ての美味しさが絶妙なので、長い時間イライラせず待つことができますね♪
少し待ってでてきたのは、厚めの鰻2枚とお漬物と肝吸いです。
蓋をあけると鰻とタレのいい香りがただよい、ますます食欲をそそります。
ひと口、口にいれるとふわっふわの身の鰻で、タレは醤油と味醂のみ。
濃すぎずあっさりめでさらりとしていますが、それがまた鰻の身の厚さともよく合います。
また脂が程よく落とされているので、鰻本来の味がでているように思えます。
ご飯もふっくらでタレの量もほどよく、本当に全体的にバランスがよく、ご飯の最後の一粒まで美味しくいただけます。
肝吸いもだしが効いていて、とても美味しかったです。
こんな美味しいい時間はあっという間に過ぎるため、いつも以上にひと口ずつゆっくり頂き、堪能いたしました。
本当に久しぶりに美味しい鰻を食べられました。
ご飯が少ないかなと思ったのですが、食べ終わると丁度いい量でした。
ご飯は、有料(324円)になりますが、頼むことができますよ。
タレのいい匂いと口にいれたときの身の柔らかさがたまらないバランスのいいお勧めの一品。
また落ち着いた店内でゆったりと過ごすことができて大満足でした。
横浜「野田岩」の評判や口コミは?
食べログの口コミは、とても好評です。
タレがさっぱりしていて上品という口コミが多いようです。
関東風の鰻はふわっふわ。
タレは、甘さ、量共に控えめですが、スタッフさんに声を掛けると追いダレも出して貰えます。
私は大好きな山椒をたっぷりと掛け、悶絶しながら頂きました。
お重を開けると、鰻がぎっしり。香ばしい香りが漂う。食してみると、鰻は、ふわふわ、だけれど、しっとり感がある。余分な脂は落ち、タレはの味は薄めで、鰻の味を引き立てている。これは、美味しい。
食べログ口コミから
予約は?サービスは?
残念ながら予約はできません。
時間帯によっては待つことを前提に訪れ、お店の入り口の名前リストに名前を書いて待つことになります。
ただ店前にはいくつかの椅子がありますので、座って待つことができますよ。
サービスは全体的にお店のゆったりとした雰囲気とも合って、とてもいいと思います。
特に店員のサービスがとてもよくいつも程よい距離の近さにいるので、お茶のおかわりなどすぐ頼めますし、言わなくても「つぎましょうか」と声をかけていただき全くストレスなしでした。
最初食事前に緑茶がでてくるのですが、このお茶が非常に美味しく濃さもよく温度も熱すぎず、二杯もおかわりしました。
食事が終わる頃にはほうじ茶が出て、お茶の種類が変わるのも嬉しいサービスですよね。
店員の皆さん着物をきていて、所作も柔らかでとても感じがよかったです。
テイクアウトは?
横浜高島屋には、5階のお店とは別に地下1階の食料品の惣菜コーナーにテイクアウト用のお店があります。
蒲焼のみとご飯が入ったお弁当、おつまみにもなるねぎまなどの串焼きもありメニューは充実しています。
お店で食べるのもいいですがまわりを気にしないで、自宅でおいしさを堪能するのもいいかもしれませんね。
今回のまとめ
鰻は普段からよく行かれる人もいますが、何かの記念などの記念日・人生の節目で訪れる方も多いかと思います。
その際には、味が確かではずしたくないところに行きたいと思います。
横浜の「野田岩」は、評判も口コミもよくお勧めできるお店です。
店内もとても落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事をすることができます。
サービスもよく安心です。
家族で行っても、友人・大切な人と一緒でも十分満足できるお店です。
是非一度行ってみてください!
テイクアウトもできるので自宅で家族と、ゆっくりいただくこともできます。
次回は、一段目に志ら焼き二段目に蒲焼が入った「かさね」をぜひ頼みたいと思います。
横浜で「鰻」を選ぶ際の、参考になったら幸いです。
コメント